感想しか書いてない

本・映画・その他見たもの読んだもののアウトプット用のブログです。ほぼ感想だけを載せる予定

2020-01-01から1年間の記事一覧

俺たちに未来はあるのか【21世紀の啓蒙(下)感想】

上巻の続き arushunogomitame.hatenablog.com 図書館に怒られながらなんとか昨日、読了する。 面白いけど長いんよ。この本は。 前のブログでも書きましたが、これに書いてあることは本当かなと思うものの正しいのなら認識を改める必要があるし、安直に絶望す…

数字が正しけりゃ世界に絶望するのは馬鹿だという事になるが【21世紀の啓蒙(上)感想】

図書館に早く返せとせかされながら、上巻をなんとか読み終える。こんな分厚い本を2週間で読むなんて無理だろと思っているが、決まりは決まりなので仕方がない。自分の後にも予約がいっぱいらしいので延期も出来ず。 とりあえず、上巻は読み終わりました。 昨…

絶賛の割に普通だと思った【ミッドナイトスワン(感想)】

あのエガちゃんがyotubeでえらく絶賛をしていたので見に行く www.youtube.com 普通に良い映画だとは思ったけど、テンプレにテンプレを重ねて無難に仕上げた感をやたら感じたので、絶賛するまではいかなかった。 登場するキャラクターがステレオタイプが過ぎ…

あらゆるコンテンツを作る際の参考になる気がする【完全教祖マニュアル(感想)】

人間というものは、物語を通してしか世界を理解出来ない。それが人間の可能性であり限界だと個人的に思っている。 そして、人間が作った最強の物語およびコンテンツが宗教だろう。 その宗教がどういう感じで作るかが分かれば多少は創作の手助けになるのでは…

 【ネタばれ有】市川は俺らのようで俺らではない【僕の心のヤバイやつ 1~3巻(感想)】

今、結構人気のある漫画で「僕の心のヤバイやつ」という漫画がある。 現在、マンガクロスにて連載中の漫画である。 mangacross.jp 僕の心のヤバイやつ 1 (少年チャンピオン・コミックス) 作者:桜井のりお 発売日: 2018/12/07 メディア: Kindle版 僕の心のヤ…

何故ラグビー日本代表はあそこまで努力できたのか【ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」(感想)】

自分がラグビー観戦するようになったのは、あの2015年の南ア戦の勝利でメディアが取り上げてからである。 個人的に運動神経が悪いのもあって見る時は見るもののそこまで熱心にスポーツ観戦をする事はなかった。 ただ、ラグビーは明らかにサッカーや野球とは…

キモくて金のないおっさんが孤独死した話がなぜここまで影響力をもったのか【ニコライゴーゴリ 外套(感想)】

この作品を最初に知ったのは、ネットでロシアアニメを漁っていた時にユーリノルシュテインの未完のアニメ作品だった。 www.youtube.com その時はとくに気にもしていなかったが、最近になって青空文庫にこの外套が載っていると知り、読んでみる事にした。 www…

大恐慌投資法【雑な概要】

大恐慌投資法 大不況、コロナ、金融ショックで最大級のリターンを狙える超絶投資法 大恐慌になって一番やばくなる業界は金融・不動産・建設になる。 ただ、恐慌が終わったら一番上がる業界でもあるので、ハイリスクではあるものの少し買うのはあり。 報われ…

「世界恐慌」株価暴落 最悪の事態をチャンスに変える【雑な概要】

「世界恐慌」株価暴落 最悪の事態をチャンスに変える 最悪な状況を具体的に想像して(抽象的ではなく)、諦めるのではなく出来る事を素早く行う事。 未来は分からないがシナリオを作った方が良い。 現金ポジションと株式ポジションをどれくらいにしるか決め…

ど素人が投資で勉強せずガチで儲ける方法【雑多な概要】

ど素人が投資で勉強せずガチで儲ける方法 一番無難なのがインデックスファンドを買う。平均で年利6%の利益がある。 不人気の企業・国のインデックスを長期保有する。 下手すると五年くらい動かない場合があるので、10~20銘柄にわけて投資する。 素人は話…

ステップアップその他まとめ

底辺が「経済的自立」してその後の人生を謳歌する www.youtube.com 2020/03/04~03/12のまとめ的なもの 凡人は信用取引をしないこと。 また、凡人は完璧を目指さないこと。 レバレッジをするにしても50%が限度の限度であることを認識する。 凡人の戦略は「…

存在しないようにも見えるチャンスを掴むには

ワンチャン(幸運)の掴み方 まず第一に重要な事は自分に興味のある分野の天才を探し真似る。 マーケティングでいえばホリエモン、えらいてんちょう horiemon.com twitter.com 投資ならかぶ1000、たーちゃん twitter.com twitter.com ぱっとみTLを見た限りでは…

コロナといった大きなアクシデントにどう対応すべきか(精神的対応法)

コロナショック 相場の大損失にどう立ち向かうのか 基本的に一般投資家は短期的には何度も大損するものだと考えた方が良い。 ただし、その分大儲けするチャンスはある。 なので、儲かっている時も無駄な消費や散財をせずに節約を心がける必要がある。 なにか…

骨と肉の関係

togetter.com これを見て大体こんな感じかと把握する。 骨格前 骨格後 筋肉前 筋肉後

くそ地味な投資法

退屈な株投資「不人気株投資入門」 すごくつまらないし、時間もかかるけどかなりリスクは少ない投資法。 相場と幽霊は寂しいところに出る。 心停止しているような銘柄に投資すると、5年先か10年先くらいにどかんと上がる事がある。 今のコロナ情勢のような…

どういうギバーが良いか。テイカーを避けるにはどうすれば良いか。

【GIVE&TAKE①】〜与える人こそ成功する時代〜 【GIVE&TAKE②】〜人当たりのいい戦略型テイカーの見分け方〜 以前にもギバーテイカーマッチャーの話は聞いており、分をわきまえたギバーが一番成功するというのは知っていたが、色々やっかいなテイカーはどう見…

コロナ禍の下で食う寿司の味

私は2、3か月に一度くらいどうしても寿司を食いたくなる時がある。 それはスーパーの寿司や安いチェーン店では満たされない。 貧困層の身でありながら、それなりのネタが乗っている寿司を存分に取らないとこのモヤモヤは解消されないのである。 なので、私…

本当の共生とはどういうものか【NHKスペシャル「ヒグマと老漁師~世界遺産・知床を生きる~」】(感想)

凄い人がいたものだ。 知床のルシャという場所に漁場を持つ漁師の大瀬初三郎さんという人がいる。 そしてそのルシャという場所はヒグマの巣窟でもある。あの三毛別羆事件でおぞましい被害を出したあのヒグマである。 ただし、大瀬初三郎さんを含めた漁師仲間…

時代と場所の隔たりがあっても人は似たような事をする【世界の辺境とハードボイルド室町時代(感想)】

この本は内戦状態のソマリアと室町社会が似ているのではないかというある翻訳者のツイートで始まった対談をまとめたものらしいので、いかにも21世紀らしい本である。層が違うためにいらぬ衝突ばかり繰り返しているtwitterにあって数少ない良い結果なのかも…

芸術版シグルイであるホーキーベカコンとその原作春琴抄を読んだ【感想】

ホーキーベカコンというのは関西での上等な鶯の鳴き声だそうだ。この漫画を知ったのはWeb広告で、お試しまで読んで少し気にはなっていたものの続きを読む事はなかった。 ただ、ホーキーベカコンという言葉の響きは妙に気になってなんと夢の中にまでこのワー…

時間の使い方はどうすりゃいいのか。雑誌PRESIDENTを読んだ雑感諸々

本屋でPRESIDENT20200131号の表紙が「すぐにやる人、グズな人」という実に手に取りやすい煽りタイトルだったので、つい立ち読みをしてしまった。 パラパラめくったら効率的な時間の使い方や練習の仕方みたいな事が社会の偉い人達が述べていたので、気になる…

あれは母性だったのか。それともただの余計な情だったのか。【ドキュランドへようこそ「私のような少女たちへ」(感想)】

レコーダーに録画されていたドキュランドへようこそを見る。 今回の内容はアフガニスタンで父親から性暴力を受けている女性の話だった。 www4.nhk.or.jp まぁ話から想像できるように酷い話だった。外面の良い父親から何度もレイプされ子供も産まされ、産んだ…

「1917 命をかけた伝令」を見た。ある意味戦場の日常物といった感じだった【感想】

自分は第一次世界大戦についてはそれほどよく知らない。そもそも身近に太平洋戦争というでかいイベントがあったので日本人の中では影の薄い存在である。 ただ、太平洋戦争での日本兵の犬死が小さく見えるくらいに大量の命がすりつぶされた戦争であるとtwitte…

歎異抄(100分de名著)を読んで宗教関連でいろいろ思ったこと【感想】

自分が歎異抄を知ったのは知り合いのおばはんがやたら高評価していたのがきっかけで、どういうものかと思い図書館にて手に取ってみたが、とりあえず阿弥陀様に帰依しなさいみたいな事しか書いてなかったので気持ちが萎えてしまいそれっきり読む事はなかった…

君は小松貴という虫キ〇ガイを知っているか【裏山の奇人:野にたゆたう博物学(感想)】

小松貴という昆虫学者がいる。 最初に知ったのは「裏山の奇人:野にたゆたう博物学」という新書である。 小松氏は他にも著作はあるが、私はこの本しか読んでいない。それでもこの本に書かれている著者のエピソードは強烈である。 昨今のアカデミックに言われ…

一言芳談というハードコアな仏教の本を読んだ

twitterをやっていたらこんなツイートを見かけた。 正法眼蔵は桁外れの書物と思うが、個人的には一言芳談が好き。荒野を血走った目をした男たちが悟りも何もなく、ただ抜身の剣をぶら下げていつ死んでも良いような覚悟で歩くような世界。 — Sz73 (@Sz73B) 20…