シーズン2まで結構面白く見ていたが、シーズン3で俺はもう視聴をやめる事を決めた。それは今まであったルーデウスというか無職転生世界における変態的な描写が無視出来ないくらいまで鼻につきだしてきたからだ。
一応、自分はインモラルやアダルトな作品はそれなりに嗜んできたと思っている。そんな自分が無職転生については違和感というかキモさが無視できないくらいに気になりだしたので、「無職転生はこういう世界だから」などの反論にはどこか腑に落ちなさを感じていた。
それは何故なのか。それは「王道異世界ファンタジーの面をしながら、エロゲの設定を持ち出している」からなのではないだろうか。「本来だったらエロゲのシナリオであるものが地上波作品になっている」「キワモノ系なのに普通のファンタジーの雰囲気をまとっている」こういった理由で自分は違和感や気持ち悪さを感じているのではないだろうか。
考えてみて欲しい。NARUTOを見ているつもりだったのに作品の節々に対魔忍みたいな描写があったら嫌に思う人はかなり出てくるだろう。この作品は異種族レビュアーズや岡本倫のパラレルパラダイスみたいに最初から「この世界は今までいた世界とは違ったぶっとんだ倫理観や設定がある」としっかり描写するべきだったのである。もしくはルーデウスが幼少期にこの世界はハーレムを作る事が可能と聞いて「今までの人生とは違ってハーレム作ってウハウハするぞ!」と誓ってれば良かったのではないだろうか。
あと、ルーデウスの変態的行動がギャグに昇華出来てないので、彼のキモさを作品の特徴ではなくエグ味にしかなってない。デスノートのリュークみたいにヒトガミが常に近くにいてルーデウスの変態行動に「相変わらずキモイ事やってんな」みたいにつっこませていたら割とそのキモさがマイルドになったのではないだろうか。ただ、アニメは原作よりキモさが和らいでるというから、やはり地上波アニメじゃなくてエロゲでやった方が良かったんじゃなかろうか。そう考えると惜しい作品ではある。