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経営者としての素直な態度をとれば得るものはある。他人を公然とあざむくCEOは結局は自分自身もあざむく事になる。
バフェットは投資に関する良い事は中々出会えないので、よそには言わない。
株式保有期間を通じて、市場における株価の変動と一株あたりの内在価値の変化が釣り合ってるかどうかを可能な限り記録してほしい。
バークシャーの株価と内在価値は常に一定であってほしいとバフェットは思っている。
バフェット「過大評価されるのは過小評価されるのと同じくらい悪い」
完全な公開
株主総会で一番無駄なのは壇上で話すことばかり考えている出席株主。総会の質は年々低下している。
企業の目的:バートナーシップの価値を築く。
三つの提案がある。
会計に疎く見える企業は用心する。
企業が依然ストックオプションを計上していない。
年金コストの想定が現実的でなかったりする場合は注意。経営者が目に見える部分で恥ずべきことを行っているなら、陰で似たようなやり方をしてる可能性あり。
EBTIDA
企業価値を評価に用いられる指標の一つで、利息、税金、減価償却費を差し引く前の利益を表す←これについて吹聴することは悪質。
減価償却費は特に魅力の低い費用。そこに示される現金支出は、手に入れた資産が企業に利益を前に前払いで支払われる。
年次報告書の難解な脚注はその経営者が信頼できない事を示す場合が多い。CEOが理解してほしくないと思ってる可能性有。
利益予測や成長予測を吹聴する企業は疑う。そんな事は無理だから。証券会社が作ったものなら話は別。
バフェットは将来の事がわかると繰り返すCEOを疑う。公にうちだした数字を達成してたらより疑う(数字をでっちあげている可能性がある)
バークシャーは達成すべき「数字」を設定しない。これによって子会社に私達の文化を強化していく。
バークシャーは「株主」というパートナーのために働いている。
・取締役会と経営者
取締役は誠実で才能あるCEOを見つけ出し、引退するまで会社に引き留めておくことが仕事。しかし、これは非常に難しい。
数字を達成したCEOにうながされ予測というか数字をいじる経営陣は多い。
「床屋に散髪が必要かどうか聞いてはいけない」絶対に必要と言うから。
CEOはよく懐く取締役を求めている。
CEO:企業の経営方針や事業戦略を策定し、業務執行を統括する役割を担う。会社法で規定された役職ではない。
取締役:会社法で定められる役職。会社の業務執行を決定する機関の一員。
アメリカ
CEO:企業最高経営責任者。経営の策定、事業計画の実行、組織全体の運営など、経営全般に関する責任を負う。
取締役:株主代表として、経営陣の活動を監督する役割を担う。取締役会を構成し、会社の重要な意思決定に関与。
手数料を重視する(実際には切望)取締役はほぼ必ず独立性があるとされるが、会社の繁栄に大きく依存する資産を持つ取締役は独立性がないとされる。
バフェットは取締役がポケットマネーで株を買ってる方が好ましいと思っている。
CEOの評価は難しいので、無能でも居座れる。
取締役会とCEOは意見を述べ合える関係が理想。しかし、それはほとんどない。
経営者と株主は3つのケースがある。
・取締役に支配株主が存在しない企業(ほとんどの企業はこれ)この場合、取締役たちは支配株主の長期利益を高める方向に尽力すべきだが「長期」という事が取締役たちに逃げ道を与えている。
・バークシャーのように経営権を握る株主がCEOを兼ねているケース
企業によっては持ち分に対して不均等な議決件を付与する2種類の株主が存在することで、この第二のケースに該当することもある。取締役会の力はかなり削がれる。取締役会は辞職するしかCEOに対してカウンターする方法があまりなくなる。
・経営権をにぎる大株主が存在しても経営に参加しないケース。ハーシーフーズなどがそう。社外取締役が潜在的に有利になる。不満をオーナーに直訴できるから。これが社外取締役の理想。オーナーはその直訴に納得すれば即座に状況を変革できるから。しかし、取締役ならやめる以外の方法がない。
最高の経営環境は三番目のケース。
二番目のケースではオーナーが自分自身のクビを切ることはありえない。一番目のケースは経営者が駄目な場合、それに取締役が対処するのが非常に困難になる。やれない事はないが票を集めたりかなり手間。また経営者が足かせをはめられることはない。
バフェットはその業界、企業のことはその会社の経営者が一番よく知ってるからアレコレ言わない。
バークシャーが取締役に与える任務
①自らがその会社を100%保有していると考える。
②その会社があなたやあなたの家族が持つ資産の全てであり、この先もそうであると考える。
③少なくとも一世紀はその会社を売ったり合併したりする事はできないと考える。
会計上重要なことではなく事業について重要なことを考えて欲しい。
ほとんどのオーナーは短期的見通しと報告利益にこだわっている。
顧客に喜びを与え、不必要なコストを削り、商品やサービスを充実させ決して顧客に無関心にならず、慢心しなければ競争力はたかまり「(経済的な)堀は拡張する」
「堀の拡張」は必須事項
短期利益と長期利益がかち合う場合は「堀の拡張」になるほうを選ぶ。
ベンジャミン・フランクリン「1オンスの予防薬は1ポンドの治療薬より効果がある」
・社員と事業の変化
コント「知性ある人間は自分の心に従うべきだが、その奴隷になってはいけない」
ボートがいつも水漏れをおこしているなら、修復に励むより乗り換えた方が良い。
如何に経営者が優秀でも業界全体が悪いとどうしようもない。
優秀なビジネスマンになりたいのなら優れた業界に入りなさい。
新聞業界は衰退するだろうけど、公共心のある資本家が買収したら存続するかも。
・社会と社会契約
賢明な規制と賢明な投資はコインの裏表と言える。
バフェットは鉄道や電力といった社会に貢献する事業にも出資している。それはめぐりめぐって国を発展させるから。ただこれはバフェットだからできることだろう。